ご相談内容
首筋にやや、違和感がありながら、テニスを週に4回してました。そしてこの症状に至る前に、下からフォアハンドで、下からボールをすくい上げた時に、首が硬直したようになりました。その後段々と首に痛みがあり、近所の鍼灸接骨院に通っていたのが、痛みが段々とひどくなり、その上右に首が曲がってしまいました。このような状態がイップスなのでしょうか?
お答え
初めまして。
ご相談いただきありがとうございます。
首筋の違和感や痛み、またさらに悪化されている状況に焦りや不安も感じてしまい、大変お辛いですよね。
また、それによって大好きなテニスが心から楽しめなくなってしまっていることも精神的な負担となってしまっているのではないでしょうか。
心身ともに苦しい状況、お察しいたします。
「このような状態がイップスなのか?」というご質問に対しまして、頂いた文面だけではイップスであるかまでは判断できかねますが、イップスに近い症状である可能性もあるのではないかと思います。
イップスは「精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、 突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状」とされています。
ご相談いただいた文面のみですと、相談者さんの状態にも当てはまる部分もありつつ、疲労や故障などの身体的な影響や、ジストニアなどの脳や神経に関わる病気の可能性もあるのではないかと思います。
ただいずれにしても、テニスを楽しめていた本来の心身の状態ではないことは確かではないでしょうか。
その原因が、疲労や故障など身体的なもの技術的なものなのか、何か精神的な要因も関係しているのかは、詳しくお話を聞いてみないことにはわかりませんが、
ご自身が感じられている違和感に、もしかすると何かヒントがあるのではないかと思います。
身体におこる症状は何かのサインであり、そこには必ず理由がございます。
例えば、力みから無意識に首筋に力が入ってしまっていたり、技術的に自分には合わないフォームや動作をされていたり、疲労を感じないほどに頑張りすぎいっぱいいっぱいになっていたりなどのことも考えられます。
そこには焦りや緊張などの精神的な要素も関わっているのかもしれません。
週に4回、そして違和感や痛みを感じ始めた後も、通院しながらでもテニスをされようとすることからは、テニスが大好きであることはもちろんですが、他にも何かテニスをやりたい理由があるのではないかとも感じます。
例えば、テニスに打ち込むことで何かを忘れたかったり、テニスで認められることが生き甲斐となっていたりなど、そのような日常生活や気持ちの影響も関係しているのかもしれません。
いずれにしましても、現在の状態は、満足にテニスをすることが難しい状態、日常生活にも影響する可能性がある状態なのではないかと思います。
そのような状態で無理をされることは余計に悪化することにもつながりかねませんので、まずは一度身体を休ませること、また専門的な機関へと相談されることも大切ではないかと思います。
また、鍼灸接骨院へ通院されても改善されずに悪化されているとのことですので、もしかすると、身体的なケアよりも、別なケア、根本的な要因へのケアが必要なのかもしれませんね。
当所では、カウンセリングや無意識のメンタルトレーニングを用いて、ご自身では気づかれていない無意識の領域へもアプローチしケアを行っていきます。
初回の相談は無料で行っておりますので、もし機会がありましたら当所へも一度お越しになられてみてはいかがでしょうか?
お辛い現状を乗り越えるお力になれれば幸いです。