指先の感覚がなく、どう投げているかわかりません。(山吹雪さん)

ご相談内容

はじめまして。

指先の感覚がなく、どう投げているかわかりません。

毎日の練習が不安で学校にも行きたくない状態です。

やはりイップスなんでしょうか?

高校で投手をしています。

お答え

山吹雪さんはじめまして。

ご相談ありがとうございます。

指先の感覚がなく、どう投げているのかわからない、毎日の練習が不安で学校にも行きたくない状態とのこと。お辛いですよね。

そのような中では、本来楽しいはずのことも楽しいと感じられなかったり、練習以外の場所でもついつい考えてしまったり、常に頭が休まらない状況なのではないでしょうか。

投手として、チームの中心で活躍していた自分とは違う自分に、嫌気がさしたり、今は、チームの中心として思い通りに活躍できていない寂しさなどもあるのかもしれませんね。

毎日の練習や学校が嫌になってしまうのも仕方のないことのように思います。

そんな中、不安になりながらも真剣に悩まれていることからは、野球が心からお好きであることや本来の自分の力を発揮したいという思いが伝わってまいります。

きっと本来は高い実力をお持ちであり、いきいきとした姿で活躍されていたのではないでしょうか。

それだけに思い通りにいかない現状がもどかしいですよね。

「イップスなのか?」という質問に対しまして、詳しいお話をお聞きしてみないことには断言することはできませんが、イップスである可能性もあるのではないかと思われます。

「指先の感覚がない」「どう投げているのかわからない」という状態は、日常的に感情を抑えたり、我慢が積み重なったことにより、感覚を感じにくくしまっている状態なのかもしれません。

例えば、「言いたいことがあっても言わない」「違和感があっても我慢する」といったように、感じたことや言いたいことを我慢してフタをすることが習慣化されると、無意識に積み重なり、だんだんと本来の感情や感覚を感じられなくなってしまう場合がございます。

またそのような我慢は無意識の不安や緊張も生み出します。

「指先の感覚がない」などの症状は、無意識に溜め込んだ我慢が溢れ出し、表面化したものなのかもしれませんね。

またそれによって、不安や緊張から無意識に力が入ったり、フォームが崩れてしまっている可能性もございます。

現状を乗り越えるために、まずは一度休むことも必要なのではないかと思います。

きっと今の山吹雪さんは、練習をしていても学校にいても、常に頭の中で考えてしまい、休まらない状態なのではないでしょうか。

練習をすること、努力することも大切なことではありますが、頭や心がいっぱいいっぱいの状態では、どれだけ練習をしても身につきにくく、心身が疲れきってしまい、余計に悪化する原因にもなりかねません。

辛い気持ちや焦る思いもあるかとは思いますが、今の状態でも楽しいと感じられることやリラックスできることに意識を向けられてみてはいかがでしょうか。

心に余裕ができることで、身体の力が抜けて感覚が戻ったり、「野球を楽しみたい」「学校に行きたい」などのような感情も湧いてくるようになるのではないかと思います。

毎日の練習への不安だけでなく、学校へも行きたくないということからは、今の山吹雪さんは周囲からどう思われるかを気にしてしまう傾向が強くなっているようにも感じられます。

「失敗してしまうのは恥ずかしい」「迷惑をかけたくない」「弱い部分を見せたくない」など、現状の自分をさらけ出すのに少し苦手意識があるのかもしれませんね。

乗り越えるためにはまずは、受け容れることが大切です。

受け容れるとは、うまくいかないことも含めて、ありのままの自分を認めることです。

うまくいかない現状の自分も受け容れられることで、他人ではなく、自分の気持ちを信じて行動できたり、「自分は本当はどうしたいのか?」という今まで気付けなかった無意識の感情にも向き合えるようにもなるのではないかと思います。

現状について、身近な方などへは相談されていらっしゃいますか?

うまくいかない現状を受け容れることや、人に悩みを相談することは勇気のいることではあるかもしれませんが、相談して思いを吐き出すことで心が楽になったり、話を聞くことで違った視点を持てるようになり、何か新しい気づきや乗り越えるためのヒントが見つかるかもしれません。

もし身近な方へ相談することが難しいようであれば、当所でも初回の相談は無料で行なっておりますので、機会がありましたら、一度相談にお越しになられてみてはいかがでしょうか。

現状を乗り越えるお手伝いができれば幸いです。