まともにボールが投げられなくなりました。

ご相談内容

現在23歳です。

外野手をやっていて高校入学当初からまともにボールが投げられなくなりました。

カットに投げるのも叩きつけてしまったり、バックホームにもゴロのような送球をしてしまいます。

ファーストを守ることもありましたが、塁間を投げることができず、毎回ボール回しなどが恐怖でした。

それでも高校3年間はチームのサポートに回りながらなんとか終えることができました。

自分としては野球をやることが怖くて辞めたかったのですが、大学進学がスポーツ推薦でしかもらえず、仕方なく大学でも野球を続けました。

大学の部活でも投げられるようにはならず、どうしても辛かったので野球部を途中で辞めました。

野球をやめたら楽になるかと思って家族やチームメイトの反対も押し切ってやめたのですが、辞めても心の中からイップスのことが消えず申し訳なさも感じ余計に苦しくなり鬱のようになって引きこもっていました。

今は別の仕事をしていて野球をすることはなくなったのですが、やはりいろんな人に迷惑をかけてしまったことが引っかかり心の中にどこか苦しい思いがあります。

性格も人と会ったり話すことが億劫になり避けるようになりました。

思い返すと中学の頃から、ピッチャーをやっていてその頃はイップスという言葉を知らなかったのですが、バント処理など思い通りに投げられないと感じることがありました。

高校で外野をやるようにしたのもピッチャーが嫌だったからです。

小学校、中学校では選抜チームにも選ばれるくらいの実力はありました。

でも高校では小学校の頃よりも下手に感じていました。

もともと性格は引っ込み思案でおとなしく、幼い頃は父親が怖くて怒られないようにと思いながら野球をやっていました。

野球から長い間離れていましたがなんとかできればと思い連絡しました。

お答え

ご相談いただきありがとうございます。

現在は野球を離れておられながらもご相談いただいたことからは、過去の辛い経験や苦しい思いをなんとかしたいという思いが伝わってまいります。

意識されるようになったのが高校入学の頃からということですので、長い間辛い思いをされていたのではないでしょうか。

思い通りに投げれずに野球をすることに対して恐怖心を感じたり、過去の自分よりも下手になったと感じてしまうのは辛いですよね。

中学の頃から傾向はあり、高校入学時に思い通りに投げられなくなったとのことですので、もしかすると、環境の変化や周囲の人間関係の変化などに不安や緊張を感じることがあったのではないでしょうか。

小学校、中学校で選抜に選ばれたり、スポーツ推薦で進学されていたということからは○さんはもともと高い実力をお持ちだったのだと感じます。

そのため周囲のレベルも高く競争が激しいなどのこともあったのではないでしょうか。

またご自身では野球を辞めたかったけども仕方なく続けられたことや、幼い頃にお父様に怒られないようにやっていたということからは、どこかやらされていたようなお気持ちもあったのではないかと感じられます。

本心から野球を「したい」ではなく、「しなければいけない」と感じていたのではないでしょうか。

高校ではお辛い状況の中でもサポートに回って頑張られていたり、辞めたことに対して今でも迷惑をかけて申し訳ないと感じるということからは、相談者さんの周囲への気遣いや優しさ、責任感が感じられます。

「迷惑をかけたくない」「〇〇と思われたらどうしよう」「嫌われたくない」などの思いから無意識に人と話すことや会うことも避けてしまっているのではないでしょうか。

ご家族やチームメイトの反対も押し切って辞めたことは、それだけ心身共にいっぱいいっぱいだったのではないかと感じられます。

鬱のようになり引きこもっていた時期があったものの、現在はお仕事をされていらっしゃるようですが、身近な方に悩み事を相談されたりはされていらっしゃいますか?

「人に迷惑をかけたくない」「迷惑をかけることが申し訳ない」と感じるお気持ちもあるかとは思いますが、苦しいときに人に頼る、相談するということは決して悪いことでも恥ずかしいことでもありません。

そして乗り越えるためにはまず受け容れることが大切です。

野球から離れておりながらもこうしてご相談をいただいたことは、本心ではもう一度野球を楽しみたいという思いの表れではないかと思います。

過去に迷惑をかけてしまったことも、思い通りにいかなかったことも全て受け容れ、その上で自分がどうして行きたいのか、どうなりたいかが明確になった時に乗り越えるきっかけが掴めるのではないかと思われます。

もしお辛い状況が続くようでしたら、当所でも初回の相談は無料で行っておりますので、一度お越しになってみてはいかがでしょうか。

詳しいお話も聞いた上で乗り越えるお力になれれば幸いです。